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病変の種類と緩和方法

ナース

同質原理で落ち込みを改善

従来からあるうつ病には、心の落ち込みや食欲が減るといった特定の症状がありましたが、それらに該当しない非定型と呼ばれるうつ病患者も増えています。この種類のうつ病では食欲が落ちず、むしろ過食気味になり、体重が増え始める場合が少なくありません。また、従来型が不眠に悩まされるのに対し、非定型は過眠に傾くのが一般的です。さらに責任の所在にも違いが見られ、従来型は全ての責任は自分にあると自己を責めますが、非定型の場合、悪いのは全て他人であって自分に責任はないと考えます。このように従来型と非定型では、特徴的な症状がほぼ正反対に出るのが特色です。一方、高齢化社会の現在では、老人性のうつ病も注目されるようになっており、早期発見と早めの治療が大切とされています。ところが、老人性の場合は認知症と間違えられたり、老化による性格の変化と片付けられたりすることが多く、発見が遅れやすいのも特徴です。老人性のうつ病は、発症すると考え方が自己中心的になり、他人に対して非常に疑い深くなります。さらに頭痛や肩コリなど、体調不良を頻発するようになることも老人性の主な症状です。高齢者はストレスへの抵抗力が低いため、引越しなどで生活環境が変わった場合でも、発病しやすくなっています。入院してうつ病の治療に専念する場合は別ですが、外来で治す際は、大半の時間を病院以外で過ごします。そして、耳から入ってくる音は時として精神面にも大きな影響を与えますから、うつ病の症状でお悩みなら、それを有効活用するのも魅力的です。例えば、音楽を聴いてストレスを緩和したり、落ち込んだ症状を改善したりして、やる気を高めるのも良いでしょう。この場合、音像が頭上にできるため、スピーカーよりヘッドホンを使用した方が効率的です。どんな曲を聴くかは好みなどもありますが、基本は同質原理に従い、落ち込んでいる時は暗い曲や重い曲からスタートします。モチベーションを上げようと、いきなり元気な曲を聴けば、かえってストレスになるので注意しましょう。歌の場合は歌詞に共感できる曲をセレクトするのもポイントですが、理解可能な言語が耳から入ると左脳が刺激されます。ストレス対策では右脳を活性化した方が良いので、できれば楽曲のみのインストゥルメンタルや、意味の分からない外国の歌を聴いた方が良策です。そして曲に自分の心を同調させ、徐々に明るい曲や元気な曲に切り替えていき、曲調に合わせて自分の気分を高めていきます。音楽を聴くだけですから、抗うつ剤を服用中の場合でも干渉しないのが魅力です。また、自宅や精神科に通院する時の移動中など、空き時間を利用して手軽にストレスを減らせるのもメリットになります。

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